マイネルヴォル（2010年生、母ヴォルピア）

マイネルヴォル（2010年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋飛行（仏）」。毛色は芦毛。種牡馬のダイワメジャー（当時9歳）と交配したヴォルピアが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方10戦0勝。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

6月17日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

12月1日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2013年）

1月12日、中5週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

4月16日、中5週で迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登金剛賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月28日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた9戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登見附島賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月1日、中8週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた10戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップグレープ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月4日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のオッズパーク杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた14戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた15戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3ト（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。