クルンテープ（1991年生、母ポツプアート）

Krung Thep

1991.05.10

クルンテープ（1991年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時18歳）と交配したポツプアートが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

田中良平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

7月9日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた2戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のイエローサンライズに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月2日、中2週で迎えた5戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の二見ケ浦特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。