セントメール（1984年生、母カイトーヒカリ）

Saint Male

1984.02.25

セントメール（1984年2月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリイフオー（当時9歳）と交配したカイトーヒカリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤本冨良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

4月5日、デビュー戦は嶋田功騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では非凡な末脚を発揮したが、5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田功騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、5着に終わった。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

8月16日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のハヤテキリコに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月13日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。