コスモスプライト（2006年生、母ヘバラー）

コスモスプライト（2006年1月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋伝説に登場する妖精名」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時14歳）と交配したヘバラーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）前田ファーム。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、前田宗将から「セレクトセールサラブレッド当歳」と「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。1歳のとき、前田宗将から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって1,060.5万円で落札された。2歳のとき、吉澤ステーブルから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,260万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月30日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスナークツバサに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3歳（2009年）

1月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したフキラウソングにクビ差届かず2着に惜敗した。

4歳（2010年）

5月15日、約16か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、5着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。