ファーガソン（2011年生、母シェアエレガンス）

ファーガソン（2011年5月12日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時13歳）と交配したシェアエレガンスが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、橋本牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、林正道によって4,725万円で落札された。

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

2月23日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のメドウラークに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月3日、中3週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

5月10日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

11月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。