セキノゴッド（1983年生、母カーナパリ）

セキノゴッド（1983年6月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のイエローゴツド（当時16歳）と交配したカーナパリが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地31戦3勝2着4回。1986年のバイオレット賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

9月29日、6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキザキノスターから半馬身差の2着に敗れた。

10月13日、6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月26日、11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のメリーパシフイックに4馬身の差をつけて1位に入線したが、その後失格となった。

11月16日、8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリショウリから半馬身差の2着に敗北した。

11月30日、8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイラッドに7馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

3歳（1986年）

1月15日、牝馬限定4歳400万下の紅梅賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月2日、牝馬限定の4歳400万下（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月23日、3歳オープンのバイオレット賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月23日、4歳400万下（中山ダート1200m 雪/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミホキーストンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月5日、4歳400万下の山藤賞（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

6月28日、牝馬限定4歳900万下の白百合賞（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

8月17日、ハンデ戦で4歳以上900万下の三国特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月20日、4歳以上900万下の秋分賞（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

10月26日、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

11月16日、4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

12月13日、ハンデ戦で4歳以上900万下のクリスマスキャロルハンデキャップ（中京ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

4歳（1987年）

1月17日、牝馬限定の5歳以上900万下の新春牝馬特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡初広騎手。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2月8日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で木幡初広騎手。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったカシワグローイングに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

2月22日、5歳以上900万下の早春特別（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小島太騎手。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3月14日、牝馬限定の5歳以上900万下の伊良湖特別（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は川端義雄騎手。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

4月4日、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は横山典弘騎手。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

5月3日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のボーカルラインに1馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

8月8日、4歳以上900万下の五頭連峰特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月30日、4歳以上900万下の三国特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月27日、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月11日、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

11月1日、4歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

11月22日、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

12月26日、ハンデ戦で4歳以上900万下の師走特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡初広騎手。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

5歳（1988年）

1月30日、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で木幡初広騎手。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマイネミレーに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

2月21日、5歳以上900万下の早春特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木幡初広騎手。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。