カゼコゾウ（2000年生、母Alaskan Tide）

Kazekozo

2000.01.16

カゼコゾウ（2000年1月16日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「風小僧（俊敏に走るイメージで）」。毛色は栗毛。種牡馬のPulpit（当時6歳）と交配したAlaskan Tideが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳C2。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

9月21日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

9月28日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて14着に敗れた。

11月10日、中5週で迎えた3戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシミュレーターに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

3月6日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた6戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

11月14日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。