エビアンストーン（2007年生、母オーチャードグラス）

エビアンストーン（2007年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時14歳）と交配したオーチャードグラスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は厚賀古川牧場。戦績は、地方30戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

7月1日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は410kg。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

7月9日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月18日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた8戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったバーニングアイズに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月3日、連闘で迎えた9戦目は、2歳（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月22日、中2週で迎えた10戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2010年）

1月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳C1 C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスズノラスカルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1 C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1 C2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で板野央騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で板野央騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた16戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で板野央騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

5月26日、中4週で迎えた17戦目は、3歳C3（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で板野央騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったサクラロザートに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた18戦目は、3歳C3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で板野央騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマスタープライドに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳C2二（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で板野央騎手（11戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジョウショービジンに半馬身交わされて2着となった。

7月7日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で板野央騎手（12戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のシャルフミニョンヌに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月4日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で板野央騎手（13戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のニホンピロレジーナをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

8月17日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で板野央騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したタガノプロスペルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で板野央騎手（15戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で板野央騎手（16戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で板野央騎手（17戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

4歳（2011年）

2月23日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で板野央騎手（18戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で板野央騎手（19戦2勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で板野央騎手（20戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で板野央騎手（21戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で板野央騎手（22戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。