スカイマジック（1999年生、母ブイマロン）

スカイマジック（1999年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時12歳）と交配したブイマロンが10歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着3回、中央障害7戦1勝2着1回、地方15戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

2月3日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンヒカリオーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた7戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったシルクラディカルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中3週で迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったロングセンチュリーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2003年）

2月18日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、ゆずのまち安富特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、ビー&ハニー賞（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた12戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、スプリングウインド特別（姫路ダート1500m 雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上A3（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、かんなべ湯の森「ゆとろぎ」杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦高宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラウンドノートを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗れた。

5月15日、中0週で迎えた16戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、南光ひまわりの郷特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツルマルカチドキに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月12日、中3週で迎えた17戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、円山川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた19戦目は、淀川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた20戦目は、エフエムあまがさき82.0賞（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた21戦目は、大河内グリーンカップ（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた22戦目は、夢前川特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、いずしお城まつり特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月10日、中5週で馬体重を前走から21kg絞って迎えた24戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、安房峠特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったホーマンルーキーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月29日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

5歳（2004年）

2月1日、中6週で迎えた27戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシアトルリーダーから7馬身差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグマックスに7馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

4月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で菊地昇吾騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月7日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊地昇吾騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月28日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、豊国ジャンプステークス（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。