ライシアム（2021年生、母ラブアダブダブ）

Lyceum

2021.05.06

ライシアム（2021年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時9歳）と交配したラブアダブダブが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は恵比寿牧場。主な勝ち鞍は2024年のパパゲーナ賞。

経歴

デビュー前

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2024年）

8月12日、デビュー戦は吉井章騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦のパパゲーナ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のマイネルウォーリアに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、ひと、つながる。墨田区賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月4日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2十五十六十七（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4歳（2025年）

4月14日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、フラミンゴ・レディ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、コープス・リバイバー賞（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井章騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のキバルスターに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

5月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井章騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井章騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井章騎手（9戦2勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。