ビーエムセブン(1984年生、母リンエイ)

B.M.Seven

1984.05.01

ビーエムセブン(1984年5月1日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマタボーイ(当時6歳)と交配したリンエイが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、地方36戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大沢真厩舎(栗東)へ入厩。

3歳(1987年)

2月28日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬阪神ダート1700m 晴/良)に出走。馬体重は522kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬阪神ダート1700m 小雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手(1戦0勝)。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利阪神ダート1200m 晴/良)に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のリキアイフジオーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

5月24日、中7週で迎えた4戦目は、4歳400万下のこでまり賞阪神芝1200m 晴/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手(1戦1勝)。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

7月12日、中6週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下札幌ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手(2戦1勝)。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた6戦目は、昆貢騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下札幌ダート1200m 晴/良)に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下函館ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は松永幹夫騎手(3戦1勝)。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったスナークヘレナーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下函館ダート1000m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手(4戦1勝)。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4歳(1988年)

3月12日、約6か月半の休み明けで迎えた9戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下中京ダート1700m 曇/不良)に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下中京ダート1000m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手(1戦0勝)。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下阪神ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手(2戦0勝)。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた12戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下京都芝1400m 雨/稍重)に53kgの軽斤量で出走。20頭立ての20番人気で18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた13戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下阪神ダート1800m 曇/稍重)に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下札幌ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は松永幹夫騎手(5戦1勝)。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた15戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下札幌ダート1500m 曇/良)に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下札幌ダート1200m 曇/良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手(1戦0勝)。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

12月4日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3高知ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月31日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた18戦目は、一般C2-3高知ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手(1戦0勝)。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳(1989年)

1月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-1高知ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で川野勇馬騎手(2戦0勝)。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハルノマーチからハナ差の2着となった。

1月23日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3-2高知ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は4戦連続で川野勇馬騎手(3戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた21戦目は、大関吉明騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2高知ダート1400m 小雨/稍重)に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノオウシヨウをハナ差制して久々に勝ち星を挙げた。

3月14日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2-3高知ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で大関吉明騎手(1戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月24日、中5週で迎えた23戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2金沢ダート1400m 雨/不良)に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上B2金沢ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手(1戦0勝)。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2金沢ダート1500m 曇/良)に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上B2金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手(1戦0勝)。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた27戦目は、アルデバラン金沢ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は桑野等騎手(2戦0勝)。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上B2金沢ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手(3戦0勝)。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B2金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手(4戦0勝)。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B2金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手(5戦0勝)。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B2金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手(6戦0勝)。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2金沢ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手(7戦0勝)。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた33戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2高知ダート1300m 晴/良)に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた34戦目は、一般C5-2高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手(1戦0勝)。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた35戦目は、一般C5-6高知ダート1300m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手(2戦0勝)。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた36戦目は、一般C5-6高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で今村賢治騎手(3戦0勝)。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳(1990年)

1月22日、中2週で迎えた37戦目は、一般C5-6高知ダート1300m 曇/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で今村賢治騎手(4戦0勝)。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた38戦目は、一般C5-6高知ダート1300m 雨/不良)に出走。鞍上は6戦連続で今村賢治騎手(5戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた39戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、一般C5-7高知ダート1300m 晴/不良)に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月13日、連闘で迎えた40戦目は、一般C5-7高知ダート1300m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手(1戦0勝)。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルゴシンボリから3/4馬身差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた41戦目は、一般C5-7高知ダート1300m 小雨/稍重)に出走。鞍上は今村賢治騎手(6戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた42戦目は、一般C5-4高知ダート1300m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手(7戦0勝)。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、一般C5-8高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は田中譲二騎手(2戦0勝)。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた44戦目は、一般C5-3高知ダート1300m 曇/不良)に出走。鞍上は川野勇馬騎手(4戦0勝)。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月2日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた45戦目は、一般C5-4高知ダート1300m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手(5戦0勝)。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた46戦目は、一般C5-5高知ダート1300m 小雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で川野勇馬騎手(6戦0勝)。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた47戦目は、一般C5-4高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で川野勇馬騎手(7戦0勝)。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた48戦目は、一般C5-2高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で川野勇馬騎手(8戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後はフアイナルウインと並んで5着同着となった。

9月1日、中2週で迎えた49戦目は、一般C5-2高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で川野勇馬騎手(9戦0勝)。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月6日、中4週で迎えた50戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2高知ダート1300m 曇/重)に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた51戦目は、一般C5-1高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は川野勇馬騎手(10戦0勝)。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた52戦目は、一般C5-2高知ダート1300m 小雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手(11戦0勝)。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。