オーウェル（2021年生、母サピアウォーフ）

Orwell

2021.02.05

オーウェル（2021年2月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時10歳）と交配したサピアウォーフが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽 禮治。主な勝ち鞍は2023年のドリームチャレンジ。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2023年）

8月28日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキョウエイオリオンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月19日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の新風特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月8日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた3戦目は、2歳戦の川崎若駒オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したクリコマを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したビービーゼニットに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月21日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の若潮特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のストロングブラックをアタマ差振り切って勝利をモノにする

3歳（2024年）

1月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の鶯特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの’24アヴニール賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。