スノーシンガー（2000年生、母ノースボイズ）

スノーシンガー（2000年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「雪の歌手（母名『北の声』から）」。毛色は芦毛。種牡馬のフオテイテン（当時16歳）と交配したノースボイズが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）いとう牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額800万円（8万×100口）で一口馬主が募集された。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月3日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた3戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた5戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3歳（2003年）

3月23日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタートーガネに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月20日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から27kg減らして迎えた8戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、一般C5 24（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5 21（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5 28（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐川久芳騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリンタックジュンに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐川久芳騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた13戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、一般C5 19（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。