コウエイユキチャン（2015年生、母カノヤグッドラック）

コウエイユキチャン（2015年3月31日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋人名愛称」。毛色は栗毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時19歳）と交配したカノヤグッドラックが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は田原牧場。2017年のひまわり賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

7月30日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。17頭立ての2番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のキリシマアスカを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったレグルドールに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2018年）

2月20日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のように急駛したが、カシノランペイジに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月25日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く18着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた5戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5歳（2020年）

4月19日、約18か月の休養明けで迎えた8戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフラウティスタに詰め切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブレーヴウィザードを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。