ピュアーフレーム（2004年生、母スロットル）
Pure Flame
2004.02.26
ピュアーフレーム（2004年2月26日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「澄んだ輝き」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のSilver Deputy（当時19歳）と交配したスロットルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回、地方6戦0勝。2007年の東京プリンセス賞(牝S1)で3着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 13戦2勝 [2-1-1-9/13]
- 総賞金国内
- 2,195万円
- 生年月日
- 2004年2月26日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 内田勝義川崎
- 馬主
- 臼田浩義
- 生産者
- Hiroyoshi Usada
- セール落札価格
- 130万円
ジェイエス繁殖馬セール サラブレッド 繁殖牝馬
- 抹消情報
- 中央：2007年3月28日抹消
地方：2008年1月8日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
祖母のMagical Maidenは海外G1・2勝（米国ダ[2勝]）。曾祖母のGils Magicは海外1戦0勝。父のSilver Deputyは海外2戦2勝。
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| きS | Pharos＝Fairway | 7*7 | 1.56% |
| きS | Bull Dog＝Sir Gallahad | 7*7 | 1.56% |
| きM | Striking＝Busher | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Northern Dancer | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Native Dancer | 5*6×7 | 5.46% |
| 牡 | Gallant Man | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Nearco | 6*7*7×7*7 | 4.68% |
| 牡 | Polynesian | 6*6*7×7 | 4.68% |
| 牡 | Nasrullah | 6*6×6*7*7*7 | 7.03% |
| 牡 | Turn-to | 6×6*7*7 | 4.68% |
| 牡 | Hyperion | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Mahmoud | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Discovery | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Bunty Lawless | 5*7 | 3.9% |
| 牡M | Bold Ruler | 5*6*7 | 5.46% |
| 牡M | Sir Gaylord | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Hail to Reason | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Princequillo | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡M | Tom Fool | 6*6 | 3.12% |
| 牝M | Somethingroyal | 5*6*7 | 5.46% |
| 牝M | Uvira | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ヴァイスリージェント系
- ファミリーナンバー
- 12-c
レース成績
経歴
デビュー前
10歳のとき、西山牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、ポリッシュホースメイトによって130.68万円で落札された。
上原博之厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2006年）
10月21日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。
11月12日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、5着に終わった。
12月9日、中3週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、カロンセギュールに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。
3歳（2007年）
1月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウォーターマークに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
1月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
3月3日、中4週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。
3月25日、中2週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒシポラリスに1馬身半の差をつけて制した。
5月10日、中6週で迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。
6月13日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、5着に終わった。
7月4日、中2週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定Jpn3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。
11月7日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S2のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
12月5日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定のハンデJpn3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。
12月30日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。