ローランドゥーシェ（1998年生、母ダイナエクレール）

ローランドゥーシェ（1998年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のルション（当時17歳）と交配したダイナエクレールが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の一般C5ト。

経歴

デビュー前

1歳のとき、広富牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

4月28日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

9月1日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた4戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサドル特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。

12月28日、中9週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C5ト（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2002年）

1月7日、中0週で迎えた7戦目は、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた8戦目は、一般C5チ（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた9戦目は、一般C5リ（足利ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターバルドーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月8日、中3週で迎えた11戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシエルハットから5馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（足利ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストパレスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月23日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた16戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた17戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月12日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、一般C4チ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月30日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた19戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウオーボーイからクビ差の2着となった。

9月22日、中2週で迎えた20戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、フォトコンテスト賞（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月27日、中4週で迎えた21戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた22戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中5週で迎えた23戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。