チェリーアドミラル（1993年生、母チエリーユミコ）

Cherry Admiral

1993.04.22

チェリーアドミラル（1993年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時11歳）と交配したチエリーユミコが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は川部牧場。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

10月7日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月26日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり15着に敗れた。

3歳（1996年）

4月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた8戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルグレターを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月19日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、5着に入り込んだ。