ケイアイグールマン（2004年生、母サラトガワールド）

ケイアイグールマン（2004年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋食いしん坊（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したサラトガワールドが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大滝康晴。戦績は、中央平地5戦0勝、地方29戦0勝2着6回。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月11日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入った。

12月23日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

3歳（2007年）

2月17日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

3月24日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた7戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、クラダイナーに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2008年）

1月21日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、アタゴヘイローに交わされて5馬身差の2着となった。

2月15日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2-18 19 20（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2 12（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ダークキングダムに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中5週で迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、クロベガワに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2八（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、抜け出したムーンプライドに半馬身届かず2着に敗北した。

11月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2九アイ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた21戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5歳（2009年）

1月13日、中2週で迎えた22戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したファーストトーホーを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月19日、中4週で迎えた25戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月15日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4月29日、中1週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた27戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5月6日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた28戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月28日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月6日、中9週で迎えた30戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた31戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた32戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3七八（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で半澤慶実騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3八九（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で半澤慶実騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。