イットーショウ（2008年生、母ミッキーミッキー）

イットーショウ（2008年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「一等賞。母父母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のアイランドキング（当時12歳）と交配したミッキーミッキーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤静子。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の福山・高知連携対潮楼シリーズ八戦。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月23日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

4月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

6月5日、中6週で馬体重を前走からさらに23kg増やして迎えた3戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた4戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スペシャルムーンに交わされて2馬身差の2着となった。

6月26日、連闘で迎えた5戦目は、3歳B2（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた7戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、祝!創大くん1歳特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、リワードレブロンに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。

8月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ八戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のディアリールに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の福山・高知連携桝屋清右衛門シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。