ワイルドフラッグ（2000年生、母シグナチュアフラッグ）

ワイルドフラッグ（2000年2月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「野生の＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のPine Bluff（当時11歳）と交配したシグナチュアフラッグが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦4勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C5。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月22日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に敗れた。

3月30日、連闘で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

9月14日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

9月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

12月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセルリアンピューマに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2004年）

1月21日、中2週で迎えた7戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロボビイに1馬身半の差をつけて優勝

3月15日、中2週で迎えた10戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスアポロに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4月21日、中2週で迎えた12戦目は、スイートピー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般B17（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般B15（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月2日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた17戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2005年）

1月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月14日、中0週で迎えた19戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた20戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C11（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C11（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月28日、中0週で迎えた25戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のレッツダッシュに2馬身半の差をつけて制した。

4月15日、中2週で迎えた26戦目は、関山さん還暦おめでとう（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた27戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた28戦目は、チューリップ賞（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3（笠松ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は倉地学騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた31戦目は、一般C4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた32戦目は、一般C4（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般C5（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた35戦目は、和田萌愛ちゃん2歳記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた36戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた37戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた39戦目は、一般B14 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉地学騎手（14戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉地学騎手（15戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた41戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で倉地学騎手（16戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。