ゴールドアモン（1990年生、母ヨツヤアラシ）

ゴールドアモン（1990年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスプレンデイドモーメント（当時7歳）と交配したヨツヤアラシが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ファンタストクラブ。戦績は、中央平地6戦0勝、地方23戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の一般C2。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

7月19日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

9月12日、中5週で迎えた3戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3歳（1993年）

3月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

4歳（1994年）

3月21日、約10か月半の休養明けで迎えた7戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月24日、中4週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田寿雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田寿雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月14日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた11戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で奥下一月騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月18日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた16戦目は、山田保騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は奥下一月騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山田保騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は奥下一月騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオトノロワイヤルから5馬身差の2着となった。

12月4日、中4週で迎えた20戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は矢野久美騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は山田保騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた22戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた23戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は奥下一月騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1995年）

1月3日、中0週で迎えた24戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は奥下一月騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は奥下一月騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のテムジンハートをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

2月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。