ロンドボス（2022年生、母フィニフティ）

Ronde Bosse

2022.01.30

ロンドボス（2022年1月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金などの立体像の表面全体にエナメルを施す技法。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時11歳）と交配したフィニフティが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月5日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエリカマユーリをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月17日、中5週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスの赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

3歳（2025年）

2月15日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月27日、中9週で迎えた4戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

8月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオリバナムを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って制した。

10月19日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は西塚洸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したハワイアンタイムにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。