エクセレントジョイ（1996年生、母ポキートクイーン）

エクセレントジョイ（1996年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時12歳）と交配したポキートクイーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

7月19日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は410kg。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のチャンスカミングを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月6日、中4週で迎えた3戦目は、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦1勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田大作騎手（3戦1勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3歳（1999年）

5月1日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松田大作騎手（4戦1勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松田大作騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松田大作騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のあじさい賞（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松田大作騎手（7戦1勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で松田大作騎手（8戦1勝）。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

8月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松田大作騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、逃げるサウンドブライドに半馬身届かず2着となった。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松田大作騎手（10戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

8月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松田大作騎手（11戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。