ダイナミックアクト（1989年生、母Velvet Plum）

Dynamic Act

1989.02.03

ダイナミックアクト（1989年2月3日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のGolden Act（当時13歳）と交配したVelvet Plumが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

7月26日、デビュー戦は玉ノ井健志騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は514kg。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉ノ井健志騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉ノ井健志騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したスガヒスイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。