トーアジュリアン（2000年生、母トーアヴィクトリア）

トーアジュリアン（2000年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋小便小僧の俗名」。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時20歳）と交配したトーアヴィクトリアが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の杉並木賞(一般C5)。

経歴

デビュー前

早川實厩舎（足利）へ入厩。

3歳（2003年）

12月6日、デビュー戦は早川順一騎手を鞍上に据えて、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダールシールから3馬身差の2着となった。

12月31日、中3週で迎えた2戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤクモアスワンから4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

1月22日、中2週で迎えた3戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた4戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーヤマトに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月14日、中4週で迎えた5戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で加藤士津八騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。