インザライムライト（1996年生、母マリポーサ）

インザライムライト（1996年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時9歳）と交配したマリポーサが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の名古屋チャレンジカップマロン賞。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

10月2日、デビュー戦は栗田伸一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は516kg。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ワイディコメートに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップマロン賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドネイルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の小名浜特別（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で栗田伸一騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。