エイシンオーキッド（2011年生、母キャントンガール）

エイシンオーキッド（2011年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋蘭」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時8歳）と交配したキャントンガールが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場（三石）。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

10月26日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた3戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

3歳（2014年）

2月12日、中9週で迎えた4戦目は、3歳戦の如月賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月18日、中4週で迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳B C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったプレイズペスカに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月14日、中5週で迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のダービーは楽天競馬で買いま賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた10戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で島崎和也騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の桜花ママ友記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で島崎和也騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で島崎和也騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で島崎和也騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

11月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、りんどう賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で島崎和也騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

11月27日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた20戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C13 16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた21戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、枯山水賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月30日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた22戦目は、十六銀行J-Point杯（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

4歳（2015年）

1月9日、中0週で迎えた23戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

2月6日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた26戦目は、BAOOカップin笠松（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた27戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったトキハイマに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

3月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた29戦目は、養老桜賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた30戦目は、藤田玄己騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた31戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般C18（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤田玄己騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた33戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、奥長良川名水Dfine新発売記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた34戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、愛梨ちゃん、咲登くん祝誕生（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた35戦目は、日本の歌三章初演20周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。