シャークトゥルル（2019年生、母ズッチーナ）

シャークトゥルル（2019年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部、鮫+リズムを表す音」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンシャーク（当時11歳）と交配したズッチーナが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は釘田義美。主な勝ち鞍は2022年のSAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、釘田義美から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、柳田英子によって198万円で落札された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月26日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は400kg。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい18着に終わった。

3歳（2022年）

1月16日、中2週で迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた3戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

2月26日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

4月4日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のエイシンヌエを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4月16日、中1週で迎えた8戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。