ビービーレジェンド（2011年生、母ビービーバーニング）

ビービーレジェンド（2011年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋伝説」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時18歳）と交配したビービーバーニングが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方20戦13勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

5月22日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックトーラスに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月9日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

3歳（2014年）

4月6日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

8月5日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

10月2日、中7週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

11月6日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテンテマリに9馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

4歳（2015年）

4月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、サッポロ生ビール黒ラベル賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスリーペイドに約13馬身の大差をつけて久しぶりの一戦を制した。

5月14日、中1週で迎えた8戦目は、ひなげし特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（6戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアロマーに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月27日、中1週で迎えた9戦目は、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（7戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアロマーに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月16日、中2週で迎えた10戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（8戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコラソンロコに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、つぼ八特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（9戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファンディータに8馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月26日、中7週で迎えた12戦目は、一般社団法人東京馬主協会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（10戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るアルランピードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約13馬身の大差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

9月15日、中2週で迎えた13戦目は、ホクレン「くるるの杜」特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑村真明騎手（11戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノファイターを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って貫禄の8連勝を決めた。

10月14日、中3週で迎えた14戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で桑村真明騎手（12戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた15戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で桑村真明騎手（13戦9勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

5歳（2016年）

1月3日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6歳（2017年）

5月23日、約17か月の休み明けで迎えた17戦目は、襟裳岬風の館開館20周年特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（14戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったタイセイバンデットに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた18戦目は、旭川の安全でおいしい水道水特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（15戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサクセスストーリーに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

7月6日、中3週で迎えた19戦目は、アジサイ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（16戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のトドイワガーデンに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、JAバンクちょリス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（17戦11勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトドイワガーデンを次元の違う末脚で半馬身差し切って断トツ人気に応えた。

9月12日、中7週で迎えた21戦目は、ダイワメジャー・プレミアム（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（18戦12勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のナリユキマカセに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。