スピードボニータ（2010年生、母シンポリッシュ）

スピードボニータ（2010年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋美しい（西）」。毛色は栗毛。種牡馬のルールオブロー（当時9歳）と交配したシンポリッシュが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は久保昇。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2012年のノースポール賞( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、久保昇から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、スピードファームによって105万円で落札された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月29日、デビュー戦は西村太一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

8月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月1日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は西村太一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた8戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のノースポール賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のノコリモノに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2013年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の縄文狩人特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の弓引き祭特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月16日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登金剛賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の青葉の湯涌お楽しみ市特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。