トウカイダッシュ（2006年生、母スターリーナイト）

トウカイダッシュ（2006年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したスターリーナイトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方13戦2勝2着5回。2009年の’09サンライズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2008年）

8月8日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったプロディージュに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月2日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオウシュウダイアンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマルハチフォレストにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月15日、中5週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のリューベックを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2009年）

1月2日、中2週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’09サンライズチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したビービードルメロを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

2月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、平均ペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カーネリアンシチーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた9戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

9月7日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、3歳戦のサファイアフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

4歳（2010年）

12月13日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた11戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（9戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

5歳（2011年）

1月27日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2十11十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のファルファリーナに3馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

4月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（11戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。