ワカサンボーイ（1992年生、母ワカショウリ）

ワカサンボーイ（1992年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパーシャンボーイ（当時10歳）と交配したワカショウリが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は瀬口信正。戦績は、中央平地49戦2勝2着4回、中央障害2戦1勝2着1回、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

12月4日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

3歳（1995年）

1月14日、中5週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月11日、中2週で迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤直人騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた11戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンマンリノーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下のほおずき賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

7月30日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

11月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、佐渡特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（9戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（10戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4歳（1996年）

1月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（11戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

1月27日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月9日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（12戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（13戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（14戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（15戦0勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入った。

5月25日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（16戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（17戦0勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤直人騎手（18戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカリスタスワローに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月13日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤直人騎手（19戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したシャジャートを差し切れず、1馬身差の2着となった。

8月4日、中2週で迎えた29戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の柏崎特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

8月24日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオラクルハワイアンにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月23日、中3週で迎えた31戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、万代特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッケンザンからハナ差の2着に甘んじた。

10月20日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（20戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（21戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトチノエンゼルに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

11月25日、中1週で迎えた34戦目は、越後特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（22戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードタイタンに2馬身の差をつけて制した。

5歳（1997年）

1月12日、中6週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の初凪賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（23戦2勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

2月15日、中4週で迎えた36戦目は、5歳以上900万下の芦ノ湖特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（24戦2勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた37戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（25戦2勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の三河特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月6日、中3週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下の彦星賞（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（26戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上900万下の豊栄特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったベリーファインに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた41戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の阿賀野川特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上900万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた43戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月5日、中2週で迎えた44戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（27戦2勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた45戦目は、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（28戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた46戦目は、名古屋チャレンジカップ韋駄天賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（29戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月7日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた47戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（30戦2勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた48戦目は、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（31戦2勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

6歳（1998年）

1月11日、中2週で迎えた49戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（32戦2勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた50戦目は、5歳以上900万下の頌春賞（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤直人騎手（33戦2勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた51戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月23日、約6か月半の休み明けで迎えた52戦目は、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（34戦2勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた53戦目は、4歳以上900万下の苫小牧特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（35戦2勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた54戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエストラードから約11馬身差の2着となった。

12月26日、中3週で迎えた55戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディーハートに6馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。