ミスファンドリ（1986年生、母フアンドリネバー）
Miss Foundry
1986.04.29
ミスファンドリ（1986年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時10歳）と交配したフアンドリネバーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は太田口 勝。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
夏村辰男厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1988年）
12月4日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。
12月24日、連闘で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナルシスノワールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
3歳（1989年）
1月15日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。
2月4日、中2週で迎えた5戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントブルメンを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
3月4日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定4歳400万下の初雛賞（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
4歳（1990年）
1月7日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。
1月28日、中2週で迎えた8戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。
3月4日、中2週で迎えた10戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の鳳来寺山特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。
3月18日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
4月1日、中1週で迎えた12戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。