オーシャネット（2001年生、母オシアナ）

Oceanette

2001.03.20

オーシャネット（2001年3月20日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のPancho Villa（当時19歳）と交配したオシアナが19歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

9月19日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のファンファーレに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中2週で迎えた2戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの’03ゴールドジュニアー（大井ダート1390m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のなでしこ賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

3歳（2004年）

2月27日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた5戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

8月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミチノクウイザードに2馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

9月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。