アポロヘルメス（2001年生、母サンスポットポエム）

アポロヘルメス（2001年3月11日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋富と幸運の神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したサンスポットポエムが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）前川ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田猛から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月1日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい18着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた3戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

3歳（2004年）

6月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

9月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた6戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。