マイネロージー（2002年生、母マイネアンジェラス）

マイネロージー（2002年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋映画『ライアンの娘』に登場する女性名」。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時15歳）と交配したマイネアンジェラスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方27戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の3歳F22。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

11月20日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手に欠いて17着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

3歳（2005年）

1月18日、中4週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F22（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイナチャンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月9日、中2週で迎えた5戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

2月18日、連闘で迎えた6戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳F12（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた7戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F11（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳F13（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドーサイルサンダーを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

5月6日、連闘で迎えた11戦目は、3歳F14（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた12戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプライムサンデーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月30日、中3週で迎えた13戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月23日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4歳（2006年）

1月2日、中0週で迎えた17戦目は、4歳以上C8一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた18戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C8二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファーストプレイスにクビ差交わされて2着となった。

3月1日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C8一（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモキャプテンに3馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

3月28日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエスペランサワンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月19日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦聡志騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハヤザキを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5月9日、連闘で迎えた25戦目は、生月特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松浦聡志騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンライズシンバに交わされて2馬身差の2着となった。

5月23日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャープブローを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って5勝目を手中に収めた。

6月7日、中1週で迎えた27戦目は、時のふるさと明石特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた29戦目は、リフレッシュパーク市川特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた30戦目は、朝来市但馬のまほろば特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。