ニホンピロツボミ（2007年生、母ニホンピロアブミ）

ニホンピロツボミ（2007年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋蕾」。毛色は青鹿毛。種牡馬のボーンキング（当時9歳）と交配したニホンピロアブミが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福岡清。戦績は、中央平地1戦0勝、地方41戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の一般C18。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

4月17日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は412kg。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

6月18日、中8週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の桜高軽音部・琴吹紬誕生日記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた5戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた7戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は阪野学騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

11月1日、中0週で迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、11・3船橋JBCあと2日（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた14戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C25（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた15戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた16戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた17戦目は、舞木競馬ファン倶楽部賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

4歳（2011年）

1月6日、連闘で迎えた18戦目は、美濃白川杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた19戦目は、長浜博誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメジロキャメロンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月31日、連闘で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったバードチェリーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた24戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた26戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったオグリゴールドに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月23日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた28戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた29戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定戦の頑張れ東北!マリオ小松記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた32戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月4日、中0週で迎えた33戦目は、一般C18（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリボスに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた34戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた35戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトリンファドーラを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月20日、中2週で迎えた36戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C16（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ワイエスソフィアに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月11日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた40戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5歳（2012年）

1月10日、中3週で迎えた41戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた42戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。