ローレルオーブ（2022年生、母ルージュマジック）

ローレルオーブ（2022年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+宝珠。クラブの象徴的存在になってほしい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウインブライト（当時8歳）と交配したルージュマジックが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木加代。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松木加代から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

7月7日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた2戦目は、C.ホー騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアースグレーザーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

8月31日、連闘で迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月9日、中9週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の京都2歳ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3歳（2025年）

1月5日、中5週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた7戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

3月16日、中7週で迎えた8戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのアザレア賞（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの駒ケ岳特別（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイファミリーにハナ差届かず2着となった。

8月16日、中7週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月28日、中5週で迎えた12戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの兵庫特別（阪神芝2400m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月24日、中7週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラスの磐梯山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。