ビーストファング（2017年生、母アンスーリール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会相川てるによって108万円で落札された。

2歳（2019年）

9月27日、デビュー戦は高橋利幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦の紅葉葵デビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は481kg。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた3戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャメポートに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のSPAT4×クイーン賞タブレット当てま賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦の雪模様特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月27日、中0週で迎えた6戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

3歳（2020年）

1月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

5歳（2022年）

9月13日、約32か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた10戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた12戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で神尾香澄騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた15戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、ヤマネ賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコンジェラメントを半馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

6歳（2023年）

1月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3九（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた20戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、ミーアキャット賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、勝ったレインボーポラリスに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

2023年3月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。