ウエスタンフライト（2006年生、母サクセスアルデンテ）

ウエスタンフライト（2006年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスフライト（当時9歳）と交配したサクセスアルデンテが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）石川牧場。戦績は、地方21戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の一般C3十。

経歴

デビュー前

庄子連兵厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2009年）

10月19日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は451kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したキャロットゴールドを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

12月2日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4歳（2010年）

1月19日、中6週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3十十一（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた9戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

11月8日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C3六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた13戦目は、サンタクロース賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5歳（2011年）

1月31日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（8戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3七八（大井ダート1600m 内回り雪/不良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月18日、中5週で迎えた17戦目は、一般C3十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

5月9日、中2週で迎えた18戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C3十一十二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3九十十一（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

9月25日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般C3十（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のストーンテールを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3十十一（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。