タイキファルガー（1996年生、母Westminster Palace）
Taiki Falgar
1996.04.22
タイキファルガー（1996年4月22日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のマイニング（当時12歳）と交配したWestminster Palaceが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、地方25戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 25戦5勝 [5-2-6-12/25]
- 総賞金国内
- 1,106万円
- 生年月日
- 1996年4月22日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 栗毛
- 厩舎
- 原三男川崎
- 馬主
- 佐藤淑子
- 生産者
- Taiki Farm
- 一口馬主募集クラブ
- 大樹レーシングクラブ
- 一口馬主募集価格
- 2,400万円6万円×400口
- 抹消情報
- 地方：2004年11月1日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のWestminster Palaceは海外7戦0勝。祖母のPride's Palaceは海外10戦1勝。曾祖母のPrides Profileは海外66戦9勝。父のマイニングは海外G1・1勝（米国ダ）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 6*6×7 | 3.9% |
| き | Pharamond＝Sickle | 6*7×7 | 3.12% |
| き | Laughing Queen＝Pompey | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Raise a Native | 3*5×4 | 21.87% |
| 牡 | Majestic Prince | 4×3 | 18.75% |
| 牡 | Native Dancer | 4*6×4*5 | 17.18% |
| 牡 | Nasrullah | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Blenheim | 7×5*7 | 4.68% |
| 牡 | Discovery | 6×6*6*7 | 5.46% |
| 牡 | Teddy | 6*7*7*7×7 | 4.68% |
| 牡 | Nearco | 6*7×6*6 | 5.46% |
| 牡 | Johnstown | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Man o' War | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Equipoise | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Pilate | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Polymelian | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Display | 7×7*7*7 | 3.12% |
| 牡 | Haste | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | War Admiral | 5*7 | 3.9% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*7 | 2.34% |
| 牝 | Mumtaz Begum | 6×6*7 | 3.9% |
| 牝S | La Troienne | 6*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ミスタープロスペクター系
- ファミリーナンバー
- 4-r
レース成績
経歴
デビュー前
大樹レーシングクラブにて総額2,400万円（6万×400口）で一口馬主が募集された。
荒居貴美夫厩舎（大井）へ入厩。
3歳（1999年）
10月30日、デビュー戦は立花伸騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤシマジンライに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。
4歳（2000年）
2月29日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で立花伸騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、サウンドオブタンゴに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
3月20日、中2週で迎えた3戦目は、5歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で立花伸騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
4月14日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で立花伸騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。
5月12日、中3週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマックスボーイに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6月7日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は立花伸騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。
5歳（2001年）
1月15日、約7か月半の休み明けで迎えた7戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で立花伸騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。
1月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3二三（大井ダート1500m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で立花伸騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。
2月14日、中1週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は立花伸騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。
3月30日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、カシノショウリュウに交わされて4馬身差の2着となった。
4月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。
7月22日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のロトハンターを半馬身振り切って優勝
8月11日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
10月8日、中5週で迎えた16戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。
11月3日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のマルコビッグワンに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。
12月11日、中4週で迎えた18戦目は、東雲特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
6歳（2002年）
7月7日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた19戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3一二（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって10着に終わった。
8月10日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた21戦目は、一般C3一二（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。
9月27日、中6週で迎えた22戦目は、C.ホワイトリー騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1590m 内回り 雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。
7歳（2003年）
3月27日、約6か月の休み明けで迎えた23戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。
4月14日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメモリーズに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。
5月21日、中4週で迎えた25戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。