テイエムファクター（2019年生、母マノアラニ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、林孝輝から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって825万円で落札された。

3歳（2022年）

2月12日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

3月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

4月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で富田暁騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

6月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で富田暁騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったサンライズアリオンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で富田暁騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシャドウアイルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で富田暁騎手（6戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたペルアア決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で富田暁騎手（7戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウインアウォードを鬼脚でクビ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

12月25日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの鳥取特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で富田暁騎手（8戦2勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

4歳（2023年）

1月21日、中3週で迎えた10戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた11戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの和布刈特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

5月14日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた13戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの津軽海峡特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。

10月29日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの鳥屋野特別（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は富田暁騎手（9戦2勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの蹴上特別（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた17戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの赤穂特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

5歳（2024年）

3月24日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの鈴鹿特別（中京ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は角田大河騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

2024年4月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。