ミュゼット（2015年生、母サンデーミューズ）

ミュゼット（2015年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「フランスの地方の民族音楽」。毛色は栗毛。種牡馬のハードスパン（当時11歳）と交配したサンデーミューズが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

4月15日、デビュー戦は西村太一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

5月5日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリンガスビンゴに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月5日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村太一騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西村太一騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4歳（2019年）

1月20日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1400m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。

6月16日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村太一騎手（7戦1勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。