カットキタイネン（2011年生、母エリモティアーズ）

カットキタイネン（2011年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勝っときたいねん」。毛色は鹿毛。種牡馬のオリオンザサンクス（当時15歳）と交配したエリモティアーズが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林時春。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

11月30日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3歳（2014年）

1月13日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

4月20日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったパリーアークに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月22日、中2週で迎えた6戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

7月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。