カネシラキ（1991年生、母アズマリーガル）

Kane Shiraki

1991.04.12

カネシラキ（1991年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタツプオンウツド（当時15歳）と交配したアズマリーガルが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は合資会社青森牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

3月27日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

5月7日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月28日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で谷中公一騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で谷中公一騎手（6戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で谷中公一騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた9戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフレッシュマークに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。