サンバレッスン（2011年生、母ボニーアクション）

サンバレッスン（2011年1月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「サンバの教室。踊るように軽やかな走りを」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時10歳）と交配したボニーアクションが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方3戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、下河辺牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

4月19日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

5月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

6月29日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で水口優也騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

8月24日、中5週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、6着を確保した。

9月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

10月29日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさざんか賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したローエンイェーガーを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のポインセチア賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったスパークに詰め切れず、4馬身差の2着となった。