モールドギンガ（1993年生、母タケノジェミニー）

モールドギンガ（1993年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時8歳）と交配したタケノジェミニーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファンタストクラブ。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、中央障害12戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

8月12日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったマザーメリーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のショウナンサンサンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳500万下のきんもくせい特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月19日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、2歳オープンの府中3歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3歳（1996年）

3月23日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

5月11日、中6週で迎えた8戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下のほうせんか賞（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4歳（1997年）

1月5日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた11戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた13戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた15戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に55kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた16戦目は、B.パウエル騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1998年）

3月14日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた23戦目は、A.ギャラウェイ騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 曇）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた24戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 曇）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。11着に終わった。