ソブリンスパート（1987年生、母ソブリンレデイ）

ソブリンスパート（1987年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のアサカシルバー（当時8歳）と交配したソブリンレデイが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷山光雄。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方15戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は1991年のフラワーライン特別(B3四)。

経歴

デビュー前

渡邉安太郎厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1989年）

8月27日、デビュー戦は音部浩仁騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパストラルポポから3馬身差の2着となった。

9月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で音部浩仁騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったラオコーンから1馬身差の2着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のコサージュ特別（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で音部浩仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦のジュニアスピリツト特別（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で音部浩仁騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパープラネツトに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の万両特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で音部浩仁騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のノースイーグルに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（1990年）

1月17日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で音部浩仁騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のゆずり葉特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で音部浩仁騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の立春特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で音部浩仁騎手（7戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で音部浩仁騎手（8戦2勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月16日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、葉牡丹特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で音部浩仁騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイディンゴールドから8馬身差の2着となった。

12月21日、中4週で迎えた11戦目は、冬至特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で音部浩仁騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノミラーから3馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中0週で迎えた12戦目は、フィナーレ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で音部浩仁騎手（11戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1991年）

1月30日、中3週で迎えた13戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、白富士特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったルバイヤートから1馬身差の2着となった。

2月21日、中2週で迎えた14戦目は、フラワーライン特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は音部浩仁騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターチャージに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

3月26日、中4週で迎えた15戦目は、仲春特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で音部浩仁騎手（13戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコトノワカバから4馬身差の2着となった。

6月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、アイゼンルドウに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原隆明騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

9月21日、中7週で迎えた20戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

5歳（1992年）

5月16日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。