ニイミホープ（1992年生、母クレナイホープ）

ニイミホープ（1992年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のアーリーフツト（当時10歳）と交配したクレナイホープが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）青南ムラカミファーム。戦績は、中央平地8戦1勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

1月14日、デビュー戦は菊地昇吾騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月5日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

2月18日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイナリキングをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

3月11日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は菊地昇吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

3月19日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は芹沢純一騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

4月23日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（福島芝1200m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上400万下（福島ダート1700m 晴/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で今井規和騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

9月23日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月16日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（盛岡ダート1100m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1300m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた13戦目は、今野昭慶騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビソウキングオーから5馬身差の2着となった。

4歳（1996年）

1月3日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系5歳（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野昭慶騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月28日、中7週で迎えた15戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトスルーをハナ差制して勝利を手中に収めた。

3月14日、中1週で迎えた16戦目は、サテライト特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた17戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2 C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた18戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、サテライト特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた19戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2 C1（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般B2 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月19日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた22戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B C1（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。