エドノフェニックス（2021年生、母シュンプウサイライ）

Edono Phoenix

2021.03.14

エドノフェニックス（2021年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイスラボニータ（当時10歳）と交配したシュンプウサイライが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は稲葉牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、稲葉牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、遠藤正子によって451万円で落札された。

佐宗応和厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

6月27日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は477kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ベイデンマリーナに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月6日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳六 七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ペルセヴェランテに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2024年）

1月24日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサブノコイゴコロに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のタケシに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3月22日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のアザレア特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポッドレオを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月1日、中5週で迎えた7戦目は、3歳戦のフロックススプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のスマイルナウをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。